全国ケアワーカー集会2013のご案内

2013.11.06イベント

尊厳ある人間の関係と地域の豊かさのために-介護保険制度2015年「改正」を前に-ケアの本質を今こそ問う

◎開催趣旨
介護保険制度2015 年「改正」に向けて、財源不足を背景に、要支援者の切り捨てが進められようとしている。制度が発足して以降、利用者・家族・ケアワーカーなど関わる人々は、そして地域は「豊か」になったのだろうか。市場に席巻され、保険料は上がり、施設はファンドの投資対象にまでなった今の事態は正常なことなのか。「自立支援」「介護の社会化」「市民の制度参加」-この制度創設時の基本理念は何であったのか、今こそケアの本質を問わなくてはならない。
人間はどういう存在なのか。弱者ではなく、地域をともにつくる市民として--老いや障がいと向き合いながら懸命に生きようとする姿こそが、地域に協同・連帯の力を生み出す。その存在が輝くようなつながりと役割、働く場を地域に無数につくり出したい。2015 年4月には、生活困窮者支援施策や子ども・子育て3法など、新たな制度が動き出す。世代や障害、制度を超えて当事者・市民が「共に生きる」社会をつくる主体者に!
そんな醍醐味のあるコミュニティ・ケアを、市民みんなの手で創り出そう!

◎内容

■14日:全体会

10:30 開始
11:00 ~ 12:00 討論
「予防重視型社会への大転換を
― 介護保険制度「改正」を問う」
●パネラー
介護予防や生活支援のとりくみを担う高齢者たち
ともに地域で活動するケアワーカー
伊藤節子さん 荒川区福祉部高齢者福祉課課長
14:45 ~ 17:00 リレートーク
「当事者・市民が“共に生きる”社会をつくる主体者に
―市民みんなの力で総合福祉拠点(地域共生ケア)をつくろう!」
●特別報告
弓山祐子さん 特定非営利活動法人とむての森
亀井静子さん 生ごみリサイクル亀さんの家
●協同労働の現場から
・当事者が語る
・地域共生へ向かうコミュニティケアの実践報告
●コメンテーター 田中きよむ先生(高知県立大学)

■15日:分科会

※チラシはこちら

◎日時:2013年12月14日(土)10:30~17:00、15日(日)10:00~16:00

◎会場:全電通会館ホール(1日目)、AP秋葉原(2日目)

◎主催:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会他

・参加料、申し込み : 両日 2000 円(1日のみ1000円) 学生・障がい者の方は、1日のみ・両日ともに1000円
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 (担当 : 牧野 ・ 湯本)
TEL :03-6907-8032   E -mail : mknsik@roukyou.gr.jp

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