2021年1月4日
企業組合労協センター事業団 東京東部事業本部
本部長　成田　誠

「玉ノ井プラザあゆみの舎」での新型コロナ感染発生について

　2020年12月24日、当団体が運営する小規模多機能型居宅介護施設「玉ノ井プラザあゆみの舎」（東京都墨田区）の職員１名が、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。12月25日に所轄保健所にて濃厚接触者8名（利用者４名、職員４名）が特定され、本日までに濃厚接触者8名のうち4名（利用者２名、職員２名）の陽性が判明しました。

　また、所轄保健所によるPCR検査とは別に12月28日に当施設に勤務する全職員および最初の接触者と接触の可能性がある利用者17名に自主的にPCR検査を実施し、さらに利用者4名、職員4名の感染が判明しました。

　以上の経緯から、本日（2021年1月4日）までに合計13名（利用者6名、職員7名）の新型コロナウイルス感染者が確認されていることを報告いたします。なお、当施設の他の利用者および職員併せて26名のPCR検査はすべて陰性であったことを確認しております。

　新型コロナウイルス感染の報告を受け、職員と利用者の方々の安全確保、ならびに感染拡大の防止のために、即座に所轄保健所および墨田区と連携を図り、本日までに以下の対応を取っております。

• 感染者の行動履歴の調査と、濃厚接触者の特定
• 濃厚接触した職員に対する自宅待機指示、並びに濃厚接触した利用者の方への連絡と自宅待機のお願い
• 陽性となった利用者の順次入院と、陽性となった職員の自宅療養
• 当施設は、職員の陽性が判明した時点で通いサービスを中止中
• 所轄保健所と相談の結果、訪問サービスにつきましては、サービスがないと日常生活ができない利用者に限り、訪問サービス提供を続けております。ご家族と同居する利用者の方々につきましては、ご家族と相談の上訪問サービスを停止しております。
• 2020年12月25日に施設の利用エリアおよび共用部分の消毒作業を実施

　その後の状況につきましては随時ご報告させて頂きます。

　当施設をご利⽤いただいている皆様、ご家族の皆様、地域の皆様には、⼤変なご⼼配とご迷惑をお掛けしましたこと、⼼より深くお詫び申し上げるとともに、⼈権尊重・個⼈情報保護にご理解とご配慮をお願い申し上げます。今回の経験を糧に、今後も団体内外への感染拡大の抑止と、利用者の方々並びに職員の安全確保を最優先に、関係各所と連携し、全力を挙げて対応してまいります。

以上

■ PDF版はこちらからダウンロードできます