湘南事業所横浜市から表彰 就労体験から若者の自立に貢献
2016.02.05お知らせ
企業組合労協センター事業団湘南事業所は、就労訓練を通じた若者の自立支援の功績が評価され、横浜市から表彰されました。1月27日に横浜市長室で表彰式が行われ、林文子横浜市長より湘南事業所渡邊充寛所長に表彰状が授与されました。
表彰されたのは、市内の商店街連合会、介護施設、ワーカーズなど計3団体。
湘南事業所は、湘南・横浜若者サポートステーションなどと連携して、就労に困難を抱える若者を継続的に受け入れ、緑化や清掃現場などで9人の若者が就労しています。
林市長は、「就労体験を通じて人の役に立ちたいという気持ちが芽生え、進路を決める若者も。受け入れには様々な苦労や葛藤もあると思うが、若者の長所を育ててながら取り組みを続けてほしい」と期待。
渡邊所長は、この間の取り組みを説明しながら、「高齢の組合員が多い中で、若者を受け入れたことで事業所に活気が出ている。就労体験を経た若者たちが事業所を担ってくれることを期待している」。
就労体験がきっかけで湘南事業所の緑化部門リーダーとして働いている西村昇也さんも、事業分野や若者たちの様子を説明。
市長表彰と併せ、こども青少年局長表彰も行われ、田中博章局長は、「働きたいけれど働けない若者を支えるには地道な取り組みが必要。今後も若者に寄り添い、一人でも多くの若者の自立につなげてほしい」と話しました。