「2016いばらき協同集会in水戸」を開催し150名が参加しました。
第一部記念講演では哲学者内山節氏の記念講演を開催。近代経済が破壊してきた地域、暮らし、経済、自然、信仰等をもう一度取り戻すために、群馬県上野村の地域資源でのエネルギーづくりと自給経済圏モデル、アメリカの労働者所有組合の事例と労働者自身の主体づくり、地域社会を循環する貨幣価値“ゲゼル理論”の紹介等、「量」から「質」への転換と新たな地域社会づくりに向けて多くのヒントを得ることができました。
第二部では、小田原報徳ワーカーズ、くらし協同館なかよしの実践報告、茨城大学「自給的生活と起業」提案や、午後第三部では①超高齢社会と私たちが主人公のまちづくり②子ども若者高齢者の困窮問題に向き合うまちづくり③農のある暮らしとまちづくりの3本の分科会を開催し、茨城県をはじめ全国や千葉のワーカーズコープの実践合計19名の方々が登壇し、地域の課題を知り、学び、実践にしたい等多くの感想が寄せられました。
今回初となる茨城県水戸市での集会開催となり、周知広報を水戸出張所組合員、現地事務局をはじめ、東関東事業本部の仲間が奮闘しました。新たなに出会った団体とのネットワーク、今後の茨城の展開が楽しみです。参加者、ご登壇頂きました皆さまには感謝申し上げます。
ありがとうございました。