【報告】7/29 協同集会IN埼玉 開催しました
7月29日協同集会IN埼玉
共に暮らし、共に働く、地域へ~市域自給圏の創造にむけて~
7月29日、さいたま市産業文化センターで「協同集会IN埼玉 共に暮らし、共に働く、地域へ~市域自給圏の創造にむけて~」が開催され、103名が参加しました。
集会を主催した「埼玉協同・連帯ネットワーク」は、2012年埼玉県で開催された「いま『協同』が創る2012年全国集会」を契機に、集会実行委員会を中心として2015年3月に発足されました。「共に生き、共に暮らし、共に働く」ことを中心テーマとし新しい社会の創造へ向けて実践していくため、「協同」と「連帯」による“まちづくり”を考え取り組んできました。
2016年度は「共に暮らす」ことへ焦点を当て、地域の自給圏についての学習会や現場の見学会を行い、その報告と埼玉県内で活動している団体や個人との交流を更に深めたいという想いから、今回の集会の開催となりました。
太鼓集団「響」(埼玉県を拠点に国内外での演奏活動や、「誰もがいてよい居場所」をコンセプトに桶川でカフェを運営しそこに集う若者の支援をしている団体)の力強い演奏で集会は幕をあけました。
コモンズ代表の大江正章さんの記念講演は、「支え合いのある地域~地域の自給圏の取り組み~」と題して、全国各地での実践の話を中心として、支えあいのある地域を創っていくためには、互いに依存(頼り合える)していく関係をつくることが必要であり、そのためには人材(才能のある役に立つ人)から、人財(誰もが価値ある財産)を育成していくことが大切とのことでした。
パネルディスカッションでは、田嶋労協連専務がコーディネーター、引き続き大江さんがコメンテーター、パネリストとして見沼田んぼ福祉農園の猪瀬さん、生活クラブ生協埼玉の小山さん、ワーカーズコープセンター事業団の黒田さんが登壇しました。
猪瀬さんからは、農園での様々な実践報告とともに、障害者が運営の土台を作りながらも、見沼の地域性を活かしながらいろいろな人が参加して作り上げていくコミュニティを目指し、広げていきたいと発言がありました。
小山さんからは、三富の平地林活用から農業の多面的価値を表現できる組織を目指し立ち上げた、農業法人「三富ライフファーム」設立の経緯、さらに地域を巻き込んでの農福連携地域協議会の立ち上げに向けての取り組みと呼びかけがされました。
黒田さんからは、埼玉北部深谷地区における様々な仕事おこしの実践報告と、これからは総合福祉拠点化を目指し農福連携を推進し、行政や地域の力を結集する協働・連帯のモデルを埼玉北部で進めたいと発言がありました。
パネルディスカッションを通して、それぞれの地域性をいかした農福連携の可能性と、取り組みを続けたくさんの団体や個人と関係を広げ、継続していくことが地域自給圏につながっていくのではと討議がされました。
今後は所沢地域をモデルとして様々な団体や個人が参加して地域の自給圏について考えていきたいと思います。
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