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m点E

新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取組

お知らせ

◎新型コロナウイルス感染拡大防止にむけた私たちの取組
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私たちは子どもや高齢者のお預かり、障がいや閉じこもりなどでサポートを希望する方の就労支援、若者や生活困窮者等の相談窓口、福祉施設や医療機関での清掃など、日々たくさんの人々の命に接する仕事を担当させていただいております。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、利用者様やご家族様、ご関係者の皆様など、多くの皆様にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
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地域において、命に向き合う大事な仕事を担当させていただいていることを念頭におき、福祉や地域づくりのプロフェッショナルという意識を持ち、役職員が一丸となって感染拡大予防に努めながら、事業や業務を継続しております。しかしながら、飲食物の提供、サロン活動、子ども食堂など、多くの人が集まり感染リスクが高まる可能性がある活動は一定制限せざるを得ないと判断し、中止又は時短営業となっている事業場がございます。その他、各行政より受託している事業の中では、受け入れの停止や、利用の自粛を求められている事業もございます。ご不便をおかけいたしますが、引き続きご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
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各事業場では、職員や利用者様のマスクの着用、検温等による体調管理、除菌水等の感染予防資材のフル活用、定期的な室内の換気、一人ひとりの接触する機会をできるだけ減らすなど、各々ができる限りの工夫を行い、業務を担当しております。幸い現時点で新型コロナウイルスに感染者した事例は発生しておりませんが、感染が認められた場合を想定し、仮に事業場を閉所せざるを得ない場合でも、利用者様やご家族の負担を少しでも減らすことができるよう、ご関係者の皆様と共に準備や検討を行っております。
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私たち労協センター事業団は1987年に設立いたしました。設立当初から今日まで続く基幹事業の一つに、福祉施設や各種医療機関における清掃や感染予防の仕事がございます。関係者と共に感染予防の研究を重ね、独自に除菌水「クリーンキラーエース(次亜塩素酸水)」を開発し、2000年代の中ごろから各清掃や福祉現場で、ノロウイルスやインフルエンザウイルスの感染拡大予防、水回りの消臭等に活用してまいりました。その除菌水の製造の場が、今日では障がいのある方たちの仕事の場の一つとして位置づけられています。私たちは、この「クリーンキラーエース」を事業場で最大限活用し、自らが「感染しない」「感染を広めない」「不安をできるかぎり軽減する」ことを大切に、引き続き業務を担当させていただきます。希望する地域の方々にも、可能な限り提供できるよう努めてまいります。
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日々行政機関等から提供される情報が更新され、今後の見通しが立たない状況下でございますが、下記の視点を大切に、皆さまに必要なサービスの継続と、より良い地域の実現にむけて努力してまいります。
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1 利用者様、働く役職員、その家族等の命と暮らしを守ることを最優先とする
2 最新の情報把握に努め、国や行政に対し正確で適切な情報提供を求める。現場の実態や人々の生活と政策がかけ離れている場合は、適切に声をまとめ、届ける努力をする。
3 コロナ危機と気候危機を一体なものととらえ、食・健康・エネルギー・仕事・暮らし・自然環境等をとりまく問題と向き合い、一人ひとりがより良いものに変えていく行動を生み出す。
4 コロナ危機により失業者が大量に生まれる事態を想定し、「労働者協同組合法」が制定されようとしている情報を広く市民や社会に伝える。協同と連帯を通じて新たな「仕事おこし」や「まちづくり」にむかう仲間を増やし、共に危機を乗り越えていく道を切り拓く。
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2020年4月
労協センター事業団 東北事業本部 本部長 佐々木洋志
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